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ウサギの耳が大きいのは何故? - 耳をピンと立てて体温調整をしていた!

ウサギの特徴といえば、くりくりとした可愛い目と、長くて大きな耳ですね。
うさぎが耳と顔をクシクシする仕草は、うさぎファンならずとも、とても可愛くて見ていると癒されます。
ウサギが、このような大きな耳をもっているのは何故なのでしょうか?
ウサギの耳が大きいのは何故?
何か熱いものに触れたときに、
「アチッ!!」
と、思わず指先をもっていくところが耳です。
耳は体の外側にあり、常に外気にさらされているので、いつも冷たくなっています。
そして、ウサギがあのように大きく、長く発達した耳をもっているのは、このことと関係があります。
普通、動物は汗をかいて蒸発(じょうはつ)させることで、体温を調整しています。
が、ウサギは汗腺(かんせん)の働きが悪いため、ほとんど汗をかきません。
それで、他の方法で体温を調整する必要があります。
その役目を果たしているのが、あの耳なのです。

ウサギは、長い耳に、体温の熱を血液と一緒に流し、冷やします。
特に、外敵に追いかけられたときは、猛スピードで走りながら耳をピンと立て、耳への風当たりをよくします。
走っている間、うさぎの耳はピンと立ったままです。
こうして、熱を逃がしています。
ウサギの耳は、いわば冷却装置(れいきゃくそうち)というわけなのです。
おわりに
「えー、ここで毎度バカバカしいダジャレをひとつ行くニャン。白ウサギ お餅をのどに 詰まらせた。 ウッ!!」

今日は、ウサギの耳が大きいのは何故かという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
なんと、冷却装置だったのですね。

うさぎといえば、近年うさぎにちなんだ神社である、いわゆる「うさぎ神社」が女性を中心に密かなブームになっているようです。
京都市にある岡崎神社は、代表的なうさぎ神社として広く知られていて、境内(けいだい)には狛犬(こまいぬ)の代わりに「狛うさぎ(こまうさぎ)」がいて、「いらっピョン!」と参拝客(さんぱいきゃく)をやさしく迎えてくれます。
岡崎神社の狛うさぎ

写真はこちらからお借りしました。
またこの神社では、御朱印(ごしゅいん)にもうさぎが描かれており、人気のようです。
機会があれば、是非一度行ってみたいものです。(^^)
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カテゴリ:[雑学]