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「ゼブラ」の商標がシマウマなのは何故? - 文具メーカー「ゼブラ」の社名と商標の由来

写真はこちらからお借りしました。
ボールペンやシャープペン、マーカーなどで名のある文具メーカー「ゼブラ」。
このメーカーのマークはシマウマですが、何故シマウマなのでしょうか?
「ゼブラ」の商標がシマウマなのは何故?
「ゼブラ」は、1897年(明治30年)に創業され、1914年(大正3年)に、今日親しまれているシマウマのマークを採用しました。
このマークには、このメーカーのさまざまな思いが込められています。
アフリカに生息(せいそく)するシマウマは、外敵から身を護(まも)る武器を持たず、非常に温和(おんわ)な動物です。
常に群れをなして、協力し合って生活を守っています。

そこで創業者の石川徳松(いしかわとくまつ)は、このシマウマのように、社員が一致団結(いっちだんけつ)し、文具の製造に邁進(まいしん)すべく、商標としたのです。
「♡気持ちいいなー」

また、シマウマは漢字で「斑馬」とも書きます。
斑という漢字は「王」と文具の「文」でできていることから、シマウマは文具会社にふさわしいとして採用されたともいわれます。
おわりに
「ゼブラのマークが後ろ向きなのは、『温故知新(おんこちしん)』の意味が込められているからだワン」「君は物知りだなー。それ、Super源さんも知らなかったようだワン」

今日は、「ゼブラ」の商標がシマウマなのは何故かという話を書いてみました。
シマウマについて少し調べてみましたが、シマウマは確かに団結力の強い動物のようです。
仲間や家族を守るために、時には同種を超えて、キリンやダチョウとタッグを組むことさえあるようです。
このことから、シマウママークはゼブラの社是(しゃぜ)に相応しい動物であるように思いました。
また、斑という漢字を見ると、確かに」「王」と「文」でできているようにも見えますね。
2人の王様が、文房具を持っているイメージでしょうか。
これは気づきませんでした。
このメーカーに限らず、会社のトレ-ドマークには、きっとそれぞれの創業者の思いが込められているのでしょうね。(^^)
そうそう。シマウマといえば、体にしまがありますが、このしまは実は横じまではなく「縦じま」でした。
(・o・) えっ? ウソ? と思われた方は、以下の記事をお読みください。

えっ? シマウマの「しま」は、実は縦じまではなく「横じま」だった?
デザイン的にいえば、地面と垂直のしまは「縦じま」、地面と水平のしまは「横じま」です。しかしながら、生物学的にいえば、シマウマのしまは「横じま」になるのだそうです。が、いきなりこのようにいわれても、何か面食らってしまいますよね。今日は、この話を書いてみたいと思います。「縦じま」か「横じま」かを決めるのは、通常「地面に対する方向」人間が造った家や橋などの建造物、草や木などの植物は、風や地震などで揺れて...
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カテゴリ:[語源・由来]