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急に走ると横腹が痛くなるのは何故? - 脾臓が関係していた!

子供のときなどに、急に走ったりして、横腹が痛くなった経験はありませんか?
これは一体何故なのでしょうか?
急に走ると横腹が痛くなるのは何故?
急に走ったときに出る横腹の痛みの原因は、上腹部(じょうふくぶ)の左側にある「脾臓(ひぞう)」が関係しています。
脾臓というのは、造血(ぞうけつ)や血液の貯蔵(ちょぞう)、免疫(めんえき)などを司る臓器です。
さて、激しい運動をすると、筋肉は大量の血液が必要になります。
すると、この脾臓(ひぞう)から、貯蔵していた血液が送り出されることになります。
このとき、脾臓は急激に収縮(しゅうしゅく)して、必要な量の血液を送り出しますが、その結果一時的に腫(は)れてしまうのだといいます。
これが、横腹の痛みの原因です。
また、食後、胃腸にとどまる食べ物が充分に消化できていないタイミングで走ると、血液は食べ物を消化している臓器から、筋肉や循環器(じゅんかんき)の方に移行しなければならず、その結果、消化に携(たずさ)わっている臓器にかかる負担が増すため、消化不良になる警告サインとして痛みが出ることもあります。
おわりに
「ニャー。脾臓って、道端や滝のそばなんかに置いてある物だよニャ」「それは、『地蔵』」

今日は、急に走ると横腹が痛くなるのは何故かという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
横腹が痛くなる他の理由としては、左の横腹は大腸が大きくカーブしているため、構造上ガスや便が溜まりやすくなっており、食べてすぐに走ると、この部分が揺さぶられて痛みが出ることもあるようです。
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カテゴリ:[雑学]