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「日本」は何故世界では「ジャパン」なのか? - ジャパンの語源

日本語による国名は、「ニッポン」または「ニホン」です。
しかしながらこれは、国内限定の呼び名です。
世界を見ると、英語で「Japan(ジャパン)」、フランス語で「Japon(ジャポン)」、スペイン語で「Japón(ハポン)」、イタリア語では「Giappone(ジャッポーネ)」と呼ばれています。
これは一体、何故なのでしょうか?
「日本」は何故世界では「ジャパン」なのか?
その語源は、13世紀に遡(さかのぼ)ります。
当時、イタリアの冒険家マルコ・ポーロが、イタリアから中国へ向かう旅の途中で聞いた話で構成された『世界の記述』(『東方見聞録(とうほうけんぶんろく)』)の中で、日本が「Zipangu(ジパング)」と呼ばれて、西洋に紹介されました。
これをきっかけに、「ジャパン」という呼び名へと変化しながら定着していったのです。
マルコ・ポーロは、日本をどのように紹介した?
それでは、マルコポーロは、その本の中で日本をどのように紹介したのでしょうか?
『東方見聞録』の中には、
・ジパングは、カタイ(中国大陸)の東の海上1500マイルに位置する独立した島国で、莫大(ばくだい)な金を産出している
・王の宮殿は金できており、人々は礼儀正しく穏(おだ)やかである
・埋葬(まいそう)の方法は、火葬(かそう)か土葬(どそう)で、火葬の際には死者の口の中に真珠(しんじゅ)を置いて弔(とむら)う風習がある
といった記述があります。
おわりに
「えー、ここで毎度バカバカしいダジャレをひとつ行くニャン。郷ひろみがプールに飛び込んだ! ジャパーン!!!」

写真はこちらからお借りしました。
今日は、「日本」は何故世界では「ジャパン」なのかという話でした。
管理人としては、「ニッポン」ひとつに統一してほしいところですが…、現状では難しそうですね。

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カテゴリ:[雑学]