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リンゴに秘められた、ある「力」とは何? - 果物の成熟を促進させるエチレンパワー

リンゴには、ある秘められた力があります。
それは一体、どのようなものなのでしょうか?
リンゴに秘められた、果物を成熟させるエチレンパワー
一部の果物は、成長が終わって大きくなるのをやめた時点で、エチレンガスというガスを出します。
そして、果物の成熟(せいじゅく)は、自らが放ったこのガスによって促進(そくしん)されます。
その果物の中で、特にリンゴは、このエチレンガスを強く放つといわれます。
リンゴのそうした性質から、収穫(しゅうかく)後の他の果物を早く熟成させるために利用されることがあります。
たとえば、キウイなどは、リンゴ1個分のエチレンガスで、1度に10個の成熟(せいじゅく)を促進させることができるといいます。
ただし、熟成させる力があるということは、逆に老化を早めることにもつながります。
そのため、リンゴを冷蔵庫で保存する場合、袋詰めにする必要があります。
でないと、ほかの野菜や果物などの鮮度を奪ってしまうからです。
おわりに
「エチレンって、鎌倉時代に仏教を開いた、偉いお坊さんのことだよニャー」「それは、『日蓮』」

今日は、リンゴに秘められた、ある「力」とは何かという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
成長を促す=老化を早める、です。
リンゴから放たれるこのエチレンガスの力を、日常生活の中で、うまく利用してあげると良いでしょう。
たとえば、未熟な果物をリンゴと一緒にビニール袋の中に入れておくと、熟成が進んで早く食べられるようになります。
また、エチレンガスには発芽を抑える力もあるので、ジャガイモと一緒にしておけば、芽が出にくくなるという効用もありますので、お試しになってみてください。
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