Super源さんの雑学事典

爪楊枝のミゾは、そもそも何のためにある?- 偶然の産物だった

爪楊枝

飲食店のテーブルや家庭の食卓によく置いてある爪楊枝(つまようじ)。
この爪楊枝をよく見ると、頭の部分にミゾがついていることが分かります。
このミゾは、そもそも何のためにあるのでしょうか?

爪楊枝のミゾは、偶然の産物だった


爪楊枝は、一般的に、頭が丸みを帯びていて、切断面は赤茶色になっており、側面には何故かミゾがついています。
このミゾは、爪楊枝が丸いために、滑り止めとして入れられたのではないかと思いきや、実は偶然の産物だったといいます。

爪楊枝は、当初のこぎりで切断していましたが、精度が今一で、切断面が毛羽立ってしまいました。
そこで、砥石(といし)を使って切断したところ、今度は摩擦熱(まさつねつ)で切断面が焦(こ)げ、黒くなってしまいました。
それならばと、これを逆手に取り、切断面の下に「こけし」に見立てたミゾをつけました。
これが、爪楊枝にミゾがついている理由です。

ちなみに、爪楊枝のミゾは、この部分でポキンと折って「爪楊枝置き」にするためについているとする説もありますが、これは間違いです。

「こけし」部分を折って箸置きのようにした爪楊枝
「こけし」を折って箸置きのようにした爪楊枝
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toothpick_like-hashioki-.jpg

しかしながら、落語家の柳家金語楼(やなぎや きんごろう)は、爪楊枝の頭のこけし部分を爪楊枝置きとして使い、これを実用新案登録(じつようしんあんとうろく)して収入を得たといいます。

おわりに


今日は、爪楊枝のミゾは、そもそも何のためにあるのかという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
実はこのミゾには意味はなく、偶然の産物、または苦肉の策だったというのは意外でしたね。

「ええ? そうなのかニャン?」
驚く猫

また、落語家の柳家金語楼ですが、彼は発明家としても有名で、他には小学生が体育の時間にかぶる「赤白帽」も実用新案登録しており、莫大な副収入を得たといいます。
なかなか強(したた)かですね。
語源・由来
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