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なんと! 商品券を使って2億円を横領した男がいた! - 金券地獄の罠にハマった男

お金に困ると、いろいろな捻出(ねんしゅつ)方法を考えるものです。
その男が考えたのは、商品券を使った方法でした。
なんと! 商品券で2億円を横領した男がいた!
その男は、某FM局の幹部職員でした。
商品相場で儲(もう)けた味が忘れられず、その後も続けていましたが、赤字が続いたため、金策(きんさく)を考えました。
その方法というのが、都内5つの一流デパートへ行き、「会社用に」と偽(いつわ)って商品券を購入すること。
デパートの決済は1ヶ月ごとなので、その場で現金は必要ありません。
これを利用するのです。
商品券が手に入ったら、それを金券業者に持ち込んで換金します。
信用のある会社の社員であれば、このようにお金はすぐに作れます。
この男、決算までに相場で一儲けするつもりだったのでしょう。
しかし、世の中はそんなに甘くなかったようで、この方法は失敗。
再び、商品券を購入・換金して穴埋めをする羽目になります。
そして、これをくり返しているうちに、購入した商品券は、なんと、1億9000万円にも膨(ふく)れ上がってしまいました!
「うわっ! どうすりゃいいんだ!」

男は頭を抱えると、何かいい解決策はないかと模索(もさく)しました。
しかし、この期に及んで、そんな方法が簡単に見つかるはずもありません。
結局男は、会社にすべてを打ち明け、懲戒免職(ちょうかいめんしょく)に。
男が購入した商品券の代金は、会社が特別損金(とくべつそんきん)扱いで処理したといいます。
おわりに
「商品券で2億円横領した? そんなバカことをしたらダメニャン!」

今日は、商品券で2億円を横領した男の話を書いてみましたが、いかがでしたか?
世の中には、タクシー券、ガソリン券など、同じような誘惑はそこら中に転がっています。
しかも、簡単に手が出せるだけに、これからも「金券地獄」というアリ地獄に陥(おちいる)る人は増え続けるのかも知れません。
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カテゴリ:[珍事件簿]