Super源さんの雑学事典

突然、大都会に「ポンポコ!」とタヌキが出現! 警察を巻き込んで大騒ぎ!

タヌキの 置物

タヌキが出現と聞くと、人気のない田舎道や山の中などを想像するかと思います。
が、このタヌキは、なんと、大都会東京の杉並区に出現したのです!

杉並区にタヌキが出現して大騒ぎ!


東京都杉並区の、とある住宅街での出来事。
ある晩、暗い夜道を帰宅途中のサラリーマンが、千鳥足(ちどりあし)で家路に向かっていると、ふと何かが足にゴツンと当たり、取り敢えず「格闘」となりました。

明るい所に引き出して見ると、なんとそれは体長50cm、体重7Kgのタヌキではありませんか!
彼は、考えあぐねた末、このタヌキを近くの交番に引渡しました。

が、困惑(こんわく)したのは警察。
いきなりタヌキを渡されて、どうすりゃいいのか思案投首(しあんなげくび)。
タヌキを預かるなどというのは前代未聞で、文字通り初めての経験。

気づけば野次馬も集まり、1匹のタヌキに振り回されて、辺(あた)りはてんやわんやの大騒ぎ。
こうして、赤坂、ではなく杉並の夜は更けていくのでした。

結局、このタヌキには、首輪も何もついていなかったので、野生のタヌキらしいと分かり、「拾得物(しゅうとくぶつ)」として処理されて一件落着となりました。

おわりに


今日は、大都会に突然現れたタヌキに大騒ぎという話でしたが、いかがでしたか?
しかしこの事件で、警察職員ばかりかある意味野次馬までもが夜更けまで”働か”され、「捕らぬ狸の皮算用」ではなく、「捕らえた狸に皆残業」という感じの事件でしたね。【><】

そうそう。タヌキと言えば、「タヌキ寝入り」という言葉がありますね。
でもこれは、タヌキにとっては誤解だったようです。
詳しくは、以下の記事をお読みください。

タヌキは本当に「狸寝入り」をする?-ウソ寝というのは誤解だった

「狸寝入り(たぬきねいり)」という言葉があります。タヌキは、本当に狸寝入りをするのでしょうか?その話をする前に、まずタヌキというのは一体どんな動物なのかというところから見ていきましょう。タヌキってどんな動物?タヌキは、極東(きょくとう)にのみ棲息(せいそく)する、世界的に見れば珍しい動物です。体長は50センチメートルから80センチメートル、体重は2キログラムから8.4キログラムほどの、イヌ科タヌキ属の中型哺乳...

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