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えっ? 消毒液は傷の治りを遅くする? - 怪我をしたときは流水で洗い流すのが良い


怪我(けが)をしたとき、あなたはどうしますか?
救急箱を開け、その中から消毒液を取りだし、まず最初に怪我をした部分の消毒(しょうどく)を行なうのではないでしょうか?
しかし、ちょっと待ってください。
このことにより、傷の治りが遅くなる可能性があります。
消毒液は万能ではない

写真はこちらからお借りしました。
消毒液には殺菌効果があるので、確かに傷口の殺菌をしてくれます。
しかし同時に、傷の治りを良くする上皮細胞(じょうひさいぼう)まで破壊してしまいます。
そのため、傷口の治りを遅くしてしまうのです。
消毒液は万能ではないのです。
実際、外科医の間では、傷は消毒をしないことが推奨(すいしょう)されています。
傷口は流水で洗い流し、消毒液は使わない
それでは、一体どうしたら良いのでしょうか?
「へえ、そうなんだ!」

感染(かんせん)がないと判断できる場合は、基本的には消毒液は不要です。
水道水は無菌なので、怪我をしたら、消毒ではなく、傷の中に入った異物を除去するため、水道水で洗い流すのが良いです。
水道水が不安という方は、開封したばかりのペットボトルの水で傷口を洗い流すと良いでしょう。
参考にしたサイト
保健室 消える消毒液 外科医「傷の治り悪くする」 流水で洗う処置 主流に 不安解消に「魔法の水」も
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/229897/

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カテゴリ:[雑学]