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3Dプリンターは日本発祥の技術だった?-発明者は工業研究所の小玉秀男氏

3Dプリンター

近年、製造や医療(いりょう)をはじめ、さまざまな分野で注目を集めている3Dプリンター。
この基礎技術(きそぎじゅつ)は日本人が発明したものであることをご存じですか?

3Dプリンターの基礎技術は日本人の発明


3Dプリンターは、調べてみると海外製品が多いです。
そのため、海外発祥(はっしょう)の技術であると思われがちです。
しかしながら、このプリンターの基礎となっている技術は、日本人が発明したものです。

3Dプリンターの発明者は名古屋の工業研究所の小玉秀男氏


名古屋の工業研究所の技術者だった小玉秀男(こだまひでお)氏は、印刷技術と、光を当てると固まる技術を組み合わせて3Dプリンターの基礎技術を開発し、1980年(昭和55年)に「立体図形作成装置」という名前で特許を出願しました。
それだけではなく、海外にも論文を書き、学会で発表して作品も見せました。
しかしながら、当時は「使い道が分からない」と周囲の目は冷たく、このプリンターの商品化には至りませんでした。

アメリカのメーカーが3Dプリンターを実用化


しかしその後、小玉氏のこの技術に目をつけたアメリカのメーカーが、莫大(ばくだい)な資金を投じてこれを実用化。
小玉氏は、特許権による収入はゼロだったそうですが、1995年(平成7年)にイギリスのランク賞財団から、光電子技術(こうでんしぎじゅつ)に貢献(こうけん)したとして表彰されています。

小玉氏は3Dプリンターの特許権を取得していない


前述したように、小玉氏が特許出願したのは1980年(昭和55年)ですが、実は、小玉氏は特許出願しましたが、審査請求(しんさせいきゅう)を忘れて留学したため、特許権を取得していません。
そしてその直後、チャールス・ハルというアメリカ人が、同じような内容の特許を取得しています。

小玉氏は、この件について、"もし自分が先に特許を取得していたら、日本だけで40億円、米国でも取得していたらもう1桁多い利益が日本側に生まれていたはず"としています。
その上で、「失敗した、悔しい思いをした。自分の研究成果の意義をもっと分かってもらう努力をすべきだった」と語っています。

日本には埋没技術が多い


プンプン! 「どうして特許権を取得しなかったニャン!」
怒る猫
写真はこちらからお借りしました。

日本の技術力がたとえ世界一であったとしても、この3Dプリンターのように、開発されても事業化されずに埋没(まいぼつ)している新技術は多いです。
その理由は、資金不足や企業が先を読めなかったりとさまざまです。
技術者は、これを「死の谷」と呼んでいるそうです。

たとえば、電子書籍端末や羽根のない扇風機、喘息(ぜんそく)の吸引剤などもそうで、これらの技術は外国勢の手で甦(よみがえ)り、製品化されています。
そして今、日本ではようやくこの埋没技術に目が向けられています。

おわりに


しかしこれ、ホントもったいないことをしましたね。
もう、国家規模の損害ですよね。(@_@)ウーン

参考にしたサイト
日本人が逃した3Dプリンター特許 発明者・小玉秀男はランク賞受賞 | 知識連鎖
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-5971.html
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