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えっ? 「鳴くまで待とうほととぎす」の徳川家康は、実は短気だった?


16世紀末に出現した3人の英雄、織田信長(おだのぶなが)、豊臣秀吉(とよとみひでよし)、徳川家康(とくがわいえやす)。
この3人の性格を表わす、「鳴かぬなら~」で始まる、誰でも知っている有名な句があります。
信長は、「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」、秀吉は、「鳴かぬなら 鳴かしてみせよう ほととぎす」、そして家康は、「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ほととぎす」です。
これらの句は、それぞれ強引さ、慎重さ、忍耐強さを表わしているとされます。
しかしながら、その忍耐強いといわれる家康は、実は「短気」だったという見方があります。
家康は、若い頃は血気盛んで軽率だった
家康は若い頃、血気盛ん(けっきさかん)で軽率(けいそつ)な行動も多かったといわれます。
たとえば、1572年(元亀(げんき)3年)の三方ヶ原(みかたがはら)の戦いでも、目の前を通り過ぎる武田信玄(たけだしんげん)の挑発(ちょうはつ)に我慢できず、城から打ち出て返り討ちにあっています。
血気盛んな猫

写真はこちらからお借りしました。
逆にいえば、若いときにこうした短気さゆえの失敗を重ねたからこそ、後年に我慢強さを身につけたといえるのかも知れませんが…。

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カテゴリ:[雑学]