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日本で最初に「トンカツとキャベツ」の組み合わせを考案したのはどこの店?


日本で最初にトンカツを出したのは、銀座にある老舗(しにせ)洋食店「煉瓦亭(れんがてい)」というお店です。
これは、「子牛のコートレット」をアレンジして生まれた「ポークカツレツ」がその原型で、1899年(明治32年)のことだといいます。
そして、「トンカツとキャベツ」の組み合わせを考案したのも、同店です。
しかしながら、当時の日本においては、まだ生野菜を食べる習慣がなかったため、当初は温野菜(おんやさい)が添えられていました。
ところが、日露戦争で若いコックさんが兵役(へいえき)に取られたことで、調理を簡略化する必要が出来(しゅったい)。そのため、やむなく始めたのが、キャベツの千切りでした。
そして、これが好評だったことから、この「トンカツとキャベツ」の組み合わせは、以後定番となったのです。
ちなみに、日本で最初のカツ丼が生まれたのは、1921年(大正10年)のことで、当時早稲田の学生だった中西敬二郎が、行きつけの食堂にアイディアを出して商品化したとされます。
詳しくは、以下をご参照ください。
カツ丼はいつ頃からある? | Super源さんの雑学事典
https://www.zatsugaku-jiten.net/blog-entry-373.html
「トンカツとカツ丼、どっちが好きがニャン?」「うーん…、カツ丼かニャ? でも、君の方がもっと好きだニャ」

写真はこちらからお借りしました。
トンカツよりもカツ丼の方が古くからあったというのは、何か意外な感じがしますね。

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カテゴリ:[雑学]