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「そうめん」と「ひやむぎ」の厳密な違いとは? - 実は麺の太さだけだった

「そうめん」と「ひやむぎ」、この2つは厳密にいってどこが違うのでしょうか?
実は、この2つの違いは、「麺(めん)の太さ」だけです。
「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは、実は麺の太さだけ
日本農林規格(JAS)では、原材料に小麦粉と塩を使って乾燥させた「乾麺(かんめん)類」を、機械製麺(せいめん)の場合、直径1.3ミリメートル未満を「そうめん」、1.3ミリメートル以上1.7ミリメートル未満を「ひやむぎ」と規定しています。
また、この規定によれば、1.7ミリメートル以上は「うどん」、4.5ミリメートル以上は「きしめん」となります。

写真はこちらからお借りしました。
元来、そうめんとひやむぎは、その製法が異なっていました。
そうめんは、手で延ばして作り、ひやむぎは延ばした生地(きじ)を切って作っていたのです。

「リスちゃん、『そうめん』と『ひやむぎ』の違いは太さだけだって知ってたかニャン?」「ええっ! そうなの?」
写真はこちらからお借りしました。
しかしながら、明治時代に製麺機が発明され、普及していくにつれて、これらの製法の違いがあいまいになり、区別しにくくなっていきました。
そこで、1968年(昭和43年)に、太さを基準として分けるJAS規格が定められたというわけなのです。

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カテゴリ:[雑学]