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えっ! 血液型は植物にもある? - 実は動物や植物にもあった!

ABO式血液型といえば、性格・相性診断などでもおなじみです。
が、そもそも、血液型というのは体内における免疫(めんえき)システムの一部で、A・B・O型という血液型物質(糖の種類)のどれを持っているかで分けるものです。
そしてこの物質は、赤血球だけではなく、内臓や神経、筋肉や体液など、全身に分布(ぶんぷ)しています。
血液型があるのは人間だけではない
さて、このABO式血液型があるのは、実は人間だけではありません。
たとえば、犬や猫からはA・B・O型、羊からはB・O型、ウサギからはA型の物質が見つかっています。
ただし、犬の場合は実際にはかなり複雑で、国際的に犬赤血球抗原(Dog Erythrocyte Antigens DEA)で分類するのが一般的となっています。
犬 | 9種類の血液型(DEA 1.1、1.2、1.3、3、4、5、6、7、8) |
ネコ | A型(95%)、B型(少数)、AB型(非常にまれ)(アメリカンショートヘアは100%A型) |
ブタ | A型(90%)、B型(10%) |
馬 | A型、C型、D型、K型、P型、Q型、T型、U型の8種類 |
牛 | ほとんどがB型 |
ゴリラ | すべてB型 |
羊 | B型、O型 |
動物にあるなら、植物はどうなのでしょうか?
植物にも血液型があり、たとえば、ブドウヤゴボウ、大根、サトイモはO型、昆布やスモモはAB型となっています。
A型 | アオキ、ヒサカキ |
B型 | 昆布、スモモ、セロリ、イヌツゲ、ツルマサキ |
AB型 | バラ、スモモ、ソバ、コンブ |
O型 | ツバキ、大根、ブドウ、ゴボウ、サトイモ、サザンカ |
これは面白いですね!

おわりに
いかがでしたか?
血液型があるのは、人間だけではなかったのですね。
動物にあるというのは比較的すんなりと理解できましたが、私が毎日のように味噌汁に入れて飲んでいる「昆布」にもあると知ったときは、非常に驚きました。

将来、研究が進んで、血液型で人間と動植物との相性が分かるようになったら、ペットにとどまらず、庭先に植える花や、屋内に置く観葉植物が見直されることになったりと、実に面白いことになりそうですね。

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カテゴリ:[雑学]