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「白クマ」の毛は、実は白くない? - 電子顕微鏡で見ると透明だった!

「白クマ」の毛は、どう見ても白に見えます。
が、実は白くないということをご存じですか?
「白クマ」の毛は、実は白くない!
「ホッキョクグマ」の別名でも知られる「白クマ」。
白クマの体長はオスが200~250cm、メスが180~200cmで、体重はオスが400~600kg(最大800kg)、メスが200~350kgです。
このクマの体毛は、正確にいえば「白」ではありません。
一見白く見えますが、電子顕微鏡で見ると、透明であること分かります。
それでは、なぜ透明な毛が白く見えるのでしょうか?
白クマの毛が透明に見えるのは、毛の中心部が空洞になっているためです。
毛の中心部が空洞になっていると、そこで可視光線(かしこうせん)が乱反射(らんはんしゃ)してしまうため、白く見えるのです。

写真はこちらからお借りしました。
これは、透明な雪片が白い雪に見えたり、透明なビニール袋を何枚も重ねると白く見えたりするのと同じ原理です。
暑くてバテる白クマ

「あ、暑い!オレ、もうダメ!」 バタッ!
さらに、白クマの地肌(じはだ)の色は、赤ちゃんのときはピンク色をしており、大人になるに従って黒っぽくなっていきます。
これは、寒い地域に生きるため、太陽光線を効率よく吸収するためといわれています。

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カテゴリ:[雑学]