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タヌキは本当に「狸寝入り」をする?-ウソ寝というのは誤解だった

タヌキ

タヌキは、極東(きょくとう)にのみ棲息(せいそく)する、世界的に見れば珍しい動物です。
体長は50センチメートルから80センチメートル、体重は2キログラムから8.4キログラムほどの、イヌ科タヌキ属の中型哺乳類(ちゅうがたほにゅうるい)です。

秋季には、体重8~10キログラムに達することもあります。
主に山野に棲息しており、夜行性のため、あまり人目につくことはありません。

人家近くの里山でもたびたび見かけられ、日本では古くから親しまれてきた野生動物です。
昔話やことわざにも、しばしば登場します。

タヌキの数は意外と多く、東京23区内にも1000頭近くが棲息していると考えられています。
ただし、住宅街でタヌキが現われたという目撃情報の場合、実はタヌキではなく「ハクビシン」だったということも少なくありません。

ハクビシンは、漢字で書くと「白鼻芯」。
文字通り、鼻に白い筋が走っているところからその名がある、ジャコウネコ科ハクビシン属の小型哺乳類です。

ハクビシン
ハクビシン

さて、都合が悪いときに寝たふりをすることを「狸寝入り(たぬきねいり)」といいますが、タヌキは本当に狸寝入りをするのでしょうか?

「狸寝入り」という言葉の由来は、猟師が猟銃を撃ったときに、その銃声に驚いて気絶してしまい、猟師が捕まえに来たときに息を吹き返してそのまま逃げ去ってしまうという、タヌキのとても臆病(おくびょう)な性格からきています。

タヌキは、決っして「演技」をしているわけではありません。
が、昔からタヌキは人を騙(だま)す動物だと思われており、この気絶を人を騙すための「ウソ寝」と考えて、「狸寝入り」と喩(たと)えられるようになったのです。
タヌキにとっては、まことに理不尽(りふじん)な話といえるでしょう。

ちなみに、関東周辺の農村部では、タヌキを「ムジナ」と呼ぶ地域が多く、かつて山形県の一部では「ホンムジナ」と呼んでいました。
栃木県の一部では、「ムジナ」といえばタヌキを指し、「タヌキ」といえばアナグマを指します。
タヌキとアナグマを区別せずに、一括(くく)りに「ムジナ」と呼ぶ地域もあります。

また、タヌキの背中には不明瞭な十字模様があるため、「十字ムジナ」と呼ばれることもあります。
語源・由来
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