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ガムとチョコレートを同時に口に入れると、一体どうなる?

突然ですが、ここでクイズです。
ガムとチョコレートを同時に口に入れると、一体どうなるでしょうか?
答えを先に書けば、なんと、口の中でガムが溶けてしまいます!
それでは、何故そうなるのでしょうか?
チョコレートに含まれる「ココアバター」がガムを溶かす
ガムは、ポリ酢酸ビニルという、唾液(だえき)の水分では溶けることのない有機物をベースに作られています。
そのため、口の中でいくら噛(か)んでも、通常であれば溶けることはありません。
しかしながら、同じ有機物の油類と混ざったときは、話が別です。
チョコレートには、ココアバターという、口の中の温度で溶けるやわらかい油脂(ゆし)が含まれています。
そのため、ガムを噛みながらチョコレートを食べると、この油脂がガムをやわらかくして溶かしてしまうのです。
口の中で「ガムがバラバラになる」といった方が正確かも知れません。
同様に、髪の毛にガムがついたときには、水で洗っても取れませんが、ムースなどの油脂でできているものをかけると、簡単に取れてしまいます。
機会があればお試し下さい。

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