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遠赤外線効果をうたった繊維は、どのように遠赤外線を出す?

遠赤外線を出すとうたった繊維がありますが、これはどのように遠赤外線を出すのでしょうか?
まず、遠赤外線というのは、目に見える光線(可視光線)よりも波長の長い赤外線の一種です。
正確にいえば、波長がおよそ3 ~1000μmの電磁波です。

写真は、こちらからお借りしました。
この遠赤外線は、高分子化合物によく吸収されるため、中から温める効果があります。
たとえば、石焼芋はこの効果を応用したものです。
「コタツの中はあったかいニャー」「遠赤外線が出てるそうニャ」「良くわからんニャー」

写真は、こちらからお借りしました。
さて、遠赤外線を出す繊維の場合、遠赤外線を出すセラミックなどを生地に織り込んだり、表面にのり付けしたりしてあります。
このセラミックは、体温で温められると遠赤外線を放射します。
そして、これが体を芯から温めるのです。
これはちょうど、セラミックが熱のキャッチボールをしているようなものです。

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カテゴリ:[雑学]