- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
病気のガンに「心臓ガン」がないのは何故?

「肺ガン」「膵臓(すいぞう)ガン」「腎臓(じんぞう)ガン」「喉頭(こうとう)ガン」「前立腺(ぜんりつせん)ガン」など、どこにでも発生する可能性のある「ガン」。
この「ガン」ですが、「心臓ガン」というのは聞いたことがありません。
心臓には、何故ガンが発生しないのでしょうか?
その理由にはさまざまあるようですが、ひとつは心臓の温度にあるといいます。
ガン細胞は、35度の環境で最も繁殖(はんしょく)しやすいといわれ、高熱には弱い特性をもっています。
心臓は、人間の体の中で、最も体温の高いところです。
40度以上の温度がある心臓の熱では、ガン細胞は繁殖できず、それどころか、死滅してしまうのです。
また、心臓を形成する横紋筋(おうもんきん)は、細胞分裂がほとんど起こらず、細胞が増殖しにくい環境にあります。
そのため、細胞の異常な増殖であるガンも、発生しにくいのです。

- 関連記事
-
カテゴリ:[雑学]