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ワインを、「横」に寝かせて保管するのは何故?

ワインは、横に寝かせて保管されます。
これは、何故なのでしょうか?
ワインを、「横」に寝かせて保管するのは何故?
ワインは、温度変化が少なく、光の当たらない涼しい場所で保管するのが一般的です。
これは、温度が低ければ、ワインの成分と瓶(びん)の中にある酸素が引き起こす化学反応が抑えられ、品質が維持できるからです。
それでは、その際、瓶を「横」にした状態で保管するのは何故なのでしょうか?
実は、その理由は思わぬところにありました。
それは、なんと、ワインでコルクを湿らせておくためだったのです!
コルクは、弾力性に富んでおり、適度に空気を通します。
そのため、ワインの熟成に適しており、また、腐敗しにくいという特徴ももっています。
しかしながら、コルクは乾燥すると、収縮してしまいます。
収縮すると、その弾力性を失い、硬くなってしまいます。
硬くなったコルクは、空気を通しやすくなり、ワインの酸化を進ませてしまいます。
さらには、栓を抜く際、崩れやすくなってしまいます。
そのため、ワインは横に寝かせて保管されるのです。
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カテゴリ:[雑学]