- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
ソフトボールが、野球よりも大きなボールになったのは何故?

ソフトボールは、野球とよく似た球技です。
しかしながら、使用するボールの大きさや用具、技術などにさまざまな違いがあります。
まず、ソフトボールの方は、野球に比べてバットが細く、ピッチャーの投球は下手投げです。
そして、何といっても一番の違いは、ボールが野球に比べてだいぶ大きくなっている点です。
一体全体、ボールの大きさにこれだけの違いがあるのは何故なのでしょうか?
ソフトボールが、野球よりも大きなボールになった理由
これに関して、ある逸話(いつわ)が伝わっています。
1887年(明治20年)のこと、アメリカのハーバード大学とエール大学の間でフットボールの試合が行なわれました。
これら名門大学同士の対決は、17対8でエール大学が勝利。
喜んだエール大学のOBが、そのときたまたま近くに置いてあったボクシングのグローブを、ハーバード大学のOBに投げつけたところ、ほうきで打ち返されました。
これを見てひらめいたのが、ハーバード大学OBのジョージ・ハンコック。
彼は、ボクシングのグローブをボール代わりに使う競技を考案。
そしてこれが、ソフトボールの起源となりました。
つまり、このときのグローブが、ソフトボールで使用する「大きなボール」になったのです。

- 関連記事
-
カテゴリ:[語源・由来]