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ビックカメラが、「BIG」ではなく「BIC」となっているのは何故?

写真は、こちらからお借りしました。
家電量販店大手、ビックカメラ。
この店名が、「BIG」ではなく「BIC」となっているのは何故なのでしょうか?
ビックカメラが、「BIG」ではなく「BIC」となっているのは何故?
ビックカメラという社名の由来は、創業者の新井隆司(あらい たかし、本名:新井隆二(あらい りゅうじ))氏がパリ島を旅行したときに、現地で聞いた「Bic」というスラング(俗語)が元になっています。
「Bic(ビック)」というのは、かつてアメリカ領で使われていた言葉で、「Big」に近い意味もありますが、見た目の大きさよりも中身を伴う大きさを表す言葉です。
そのことを知った新井氏は、
「限りなく大きく、限りなく重く、限りなく広く、限りなく純粋に。ただの大きな石ではなく、若く新しい感性を持った、小さくても光り輝くダイヤモンドのような企業になりたい」
という希望を込めて、1978年(昭和53年)の創業の際、「ビックカメラ(BIC CAMERA)」と命名したのです。
ビックカメラという社名の裏には、実は創業者の決意と、今後の展望が漲(みなぎ)っていたのですね。
ただ、私個人としては、
「ビックリするくらい安いからビックカメラと名づけました! それがわが社の社名の由来です!」
といわれた方が、明快で頭がスカッとしたかも知れません。【><】
参考:新井隆司氏ってこんな方
1946年 群馬県高崎の薬局の次男として生まれる。
1968年 ㈱高崎DPセンター設立代表取締役社長(22歳)。
1972年 カメラ販売部門を分離し㈱ビックカラー設立代表取締役社長(26歳)。
1978年 東京都豊島区西池袋に東京支店を開設(32歳)。
1980年 ㈱ビックカメラ設立代表取締役社長(34歳)。
ビックカメラの創業者は、やはり社名に違(たが)わず”Bic”な方なのでした。

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カテゴリ:[語源・由来]