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歯ぎしりの力は100キロにもなるって本当?


写真は、こちらからお借りしました。
歯ぎしりというのは、就寝中に無意識に歯をギリギリと擦(こす)り合わせる癖のことです。
歯ぎしりの音にはいくつかパターンがあり、歯を擦り合わせて鳴らすギシギシ型、歯を食いしばって出すガリガリ型、そして歯をカチカチ鳴らすカチカチ型などがあるそうです。
これまで、この歯ぎしりの原因は、歯の噛(か)み合わせが悪いために起こるとされていました。
が、この説は現在は否定されています。
歯ぎしりの根本的な原因については今も不明な点も多いのですが、精神的ストレスを解消するために起こるという説が有力です。
「友達にね、『ギリギリ女』っていわれたの」「そんなの気にするなワン」

写真は、こちらからお借りしました。
さて、食事のときに硬いものを噛んだ場合、1本あたりの歯にかかる力は通常10~20キログラムです。
これに対して、激しい歯ぎしりをしたときにかかる力は、なんと、100キログラムにも達するといいます。
これは、歯にとってかなりの負担(ふたん)です。
実際、このような力が連続してかかると、歯が欠けたり、折れたり、歯周病が悪化したり、またときにはアゴに痛みが出たりすることもあります。
「ギリギリセーフ!」

なお、程度の差はありますが、成人の約8割は歯ぎしりをしているというデータがあります。
ただし、それを自覚している人は、1割にも満たないということです。

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