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通学カバンはお金でいっぱい? - ある「苦学生」の財テク生活

今や「苦学生(くがくせい)」という言葉は死語になりつつありますが、こんな新種の苦学生もいます。
通学カバンはお金でいっぱい?
それは、千葉県船橋市の会社役員から、現金83万円をスリとった20歳の学生です。
警察が、彼の通学カバンを調べたところ、800万円の株券に210万円の貯金通帳、そのうえ彼が借りていた銀行の貸金庫からは700万円分の投資信託(とうししんたく)……と、計4800万円相当の”財産”が見つかったのです。
彼の盗みのそもそもの動機(どうき)は、”学費稼ぎ”という健気(けなげ)なものでしたが、その実しっかり財テクして、学費はおろか老後の蓄(たくわ)えにもなりそうな大金を溜め込んでいたのです。
そしてさらに、その大金の動かし方たるや、プロの証券マンも顔負けの巧妙(こうみょう)さだったらしく、銀行の支店長も舌をまいていたといいます。
「それじゃボクは、観光地で踊って学費を稼ぐワン」

写真は、こちらからお借りしました。
しかも彼は、貸金庫に入りきらない分を通学カバンに入れて持ち歩いていたというのですから、これはもう恐れ入るしかありません。

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カテゴリ:[珍事件簿]