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平安時代の平均寿命は、たったの27歳だった?

日本が世界一の長寿国であることは、よく知られています。
しかしながら、平安時代には、今では信じられないくらい短かったのです。
平安時代の平均寿命は、たったの27歳だった!
それでは、一体どのくらい短かったのでしょうか?
優雅な生活を送っていた平安時代ですが、その平均寿命は、なんと、男性35歳、女性27歳でした!

ゆうちゃん
おおっ! 短い!

しんちゃん
まったく同感!
平安時代の平均年齢が短かった主な原因は、栄養失調
平安時代の平均寿命がそのような短命だったのは、栄養失調が原因だったといわれます。
平安時代の主な三大死因と言われているのが、結核(けっかく)、脚気(かっけ)、皮膚病です。
結核と脚気は、現代でもかかる病気ですが、これらの病気は食文化と深い関係があり、主に栄養失調が原因で発症する病気です。
栄養失調といっても、主にタンパク質不足によるものです。
これは、平安時代によく食べられていた主食が、ヒエやアワなどの穀物だったため、肉や魚といったタンパク質が当時の人々に不足していたためと考えられます。

また昔は、栄養失調のほかにも、疫病(えきびょう)、飢餓(きが)、戦争など、長生きできない条件があまりにも多かったので、短命だったのも無理もないと思われますが、それにしても、今から考えれば驚くべき短さです。
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カテゴリ:[雑学]