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平安時代の平均寿命は、たったの27歳だった?


日本が世界一の長寿国であることは、よく知られています。
しかしながら、実はこの「座」は、いつまでも安泰(あんたい)ではないようです。
食生態学者(しょくせいたいがくしゃ)の西丸震哉(にしまる しんや)氏は、著書「41歳寿命説」の中で、食生活が乱れている日本の戦後世代の平均寿命は、今の平均寿命に比べて、これからどんどん短くなっていくと述べています。
日本の歴史を振り返ってみると、たとえば、優雅な生活を送っていた”平安時代の平均寿命が男性35歳、女性27歳だった”といわれるように、昔の日本人の平均寿命は決して長くはなかったのです。
平安時代の平均寿命がそのような短命だったのは、栄養失調が原因だったそうなので、それ以前はもっと厳しく、たとえば石器時代には14歳くらいだったであろうと推測する人もいるくらいです。

昔は、栄養失調のほかにも、疫病(えきびょう)、飢餓(きが)、戦争など、長生きできない条件があまりにも多かったので、無理もないと思われますが、それにしても、今から考えれば驚くべき短さです。

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