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朝食を抜くと、痩せるどころかかえって太るって本当?

痩(や)せようと思って朝食を抜いたのに、全然痩せないという方がいます。
実は、朝食を抜くと、痩せるどころか、かえって太る原因となってしまうのです。
理屈(りくつ)の上では、1食抜くわけですから、その分痩せられそうな気がします。
が、実際にはそのようにはならないのです。
と書くと、何か禅問答のようになってしまいますが【><】、それでは、そのようになってしまうのは何故なのでしょうか?
これは、1食抜くことで空腹時間が長くなり、その結果、体内組織の脂肪合成機能が高められることによります。
つまり、”一種の防衛反応で、飢餓状態(きがじょうたい)に備えようと、体が脂肪をため込みはじめる”のです。
これと同じことは、食いだめにもいえます。
食べられるときにたくさん食べて、食事の回数を減らすというやり方です。
これも、食事と食事の間隔が長くなるために、痩せたい方にとっては不利となります。
たとえ1日のカロリー摂取量が同じであったとしても、3度の食事をきちんと規則正しくとっている方に比べると、太り方にかなりの差が生じてしまうのです。
「食いだめしたら、動けなくなったニャン!」「ボクもニャン!」

写真は、こちらからお借りしました。
一方、これを逆手にとったのが力士です。
彼らは、太って体が大きくなればなるほど、試合で有利になります。
そのため、早朝に稽古(けいこ)をし、遅めの朝食をとり、昼食を抜いて夕食をたっぷりと食べます。
彼らは、このように肥満の原因となる要素をすべて注ぎ込んだような食生活をしているのです。
なお、朝食を抜くと、脳卒中(のうそっちゅう)の発症リスクが高まるという最近の研究結果もあります。
簡単に書けば、朝食を抜くと、空腹によるストレスから血圧が上昇し、これが脳卒中の原因になるというのです。
朝食を抜くと、脳卒中の発症リスクが上昇?
https://www.zatsugaku-jiten.net/blog-entry-1345.html
痩せようとして、健康を害してしまったら、元も子もありません。
食事は、やはり1日3食が基本。
安易に抜かない方が良いようです。

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