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なんと、足が96本あるタコが存在する! - 三重県の志摩マリンランドに入館した「お化けダコ」
1957年に、三重県鳥羽市にある答志島で足の数が85本あるタコが採取される
1957年(昭和32年)8月1日、三重県鳥羽市(みえけんとばし)にある答志島(とうしじま)で、足の数が85本あるタコが採取(さいしゅ)されました。
このタコは、鳥羽水族館に持ち込まれて3日ほど生存し、「お化けダコ」として有名になりました。
標本は国立科学博物館に貸し出され、「天覧標本(てんらんひょうほん、=県民から寄贈された貴重な学術資料)」として話題になったそうです。

また、1964年(昭和39年)10月14日には、三重県海山町(みえけんみやまちょう)にて、足の数が56本あるタコが採取されました。

1998年12月に、三重県の志摩マリンランドに足が96本あるタコが入館
しかし、これで驚いていてはいけません。
1998年12月に三重県の志摩マリンランドに入館した、ギネスブック級のお化けダコがいます。
このタコは、なんと、足が96本もあり、お化けダコの中では最多ということです。

写真はこちらからお借りしました。
多足ダコとしては、その他にも、1984年には25本、1993年には45本、2000年には31本の足をもつタコが採取されています。
タコの多足化が起こる原因は?
それでは、何故このような、たくさんの足をもつタコが存在するのでしょうか?
タコの「多足化」が起こる原因については、明らかではないようです。
捕食者(ほしょくしゃ)に足を食べられたり、怪我をしたところが再生する際に、足の数が増えたのではないかと考えられています。
おわりに
今日は、足が96本あるタコが存在するという話でしたが、いかでしたか?
96本ということは、もうほとんど100本、3桁の大台も間近ですよね。

お化けダコ、機会があれば是非自分の目で見てみたいです。

そうそう。タコといえば、「タコイカ」という変わった名前の生物がいます。
このタコイカは、タコなのでしょうか? それともイカなのでしょうか?
答えは、以下の記事をどうぞ。
北海道の近海などに、「タコイカ」という、ちょっと変わった名前の生物が生息(せいそく)しています。この生物は、「タコ」なのでしょうか? それとも、「イカ」なのでしょうか?イカとタコの違い「ねえ、君とボクの違いってなあに?」「うーん。何だろう」イカとタコの仲間は、軟体動物の頭足類(とうそくるい)に属す親戚です。どちらも頭が胴体と足(腕)との間にあり、足が頭をとり巻くようについているのが特徴です。タコとイカの...
http://tacotaco8.main.jp/?tag=鳥羽水族館、タコ、お化けダコ
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カテゴリ:[雑学]