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マッチ棒が決め手でついに自白?-容疑者の口を割らせた捜査陣の執念

マッチ棒

犯罪のシロクロを決定するのは、何といっても”証拠”です。
たとえば、空き巣などの場合、現行犯で逮捕しても、余罪(よざい)は証拠がない限り追求できません。

かつて、東京及び首都圏で、300件のアパート荒らしを働いたこの男(43歳)もそうでした。
男が認めるのは、現行犯の1件だけで、余罪については絶対にシッポを出しません。
証拠がないため、裁判になっても実刑にはならず、執行猶予(しっこうゆうよ)で放免になってしまいます。

業(ごう)を煮やした警視庁は、合同捜査本部を設置して、この男の張り込みを開始。
男の家に隣接する家の庭を借りて、くる日もくる日も張り込みを続けました。

しかし、敵もさるもの。
張り込みを続けて分かったことはといえば、彼が犯行前に、現場近くの喫茶店に立ち寄り、コーヒーを飲むということだけ。
仕事前の、気つけの1杯ということなのでしょう。
しかしながら、肝心の仕事の中身については、どうしても決定的な証拠がつかめません。

捜査員Aは、ため息をつきながら言います。

「うーん。なかなかシブといヤツだ。ヤツが犯行前に喫茶店に寄ってることは確かなんだがな」

痺(しび)れを切らしたAは、大胆な勝負に打って出ました。
男を未遂事件で逮捕し、立ち寄った喫茶店のマッチを男の目の前に「ドーン!と並べたのです。
その数、7ヶ月分にして、なんと300個!

そして、抑えた声でいいました。

「おい、これはお前が犯行に及ぶ前に入ったと思われる喫茶店のマッチだ。それぞれの喫茶店から出たあとのアリバイを、全部言ってみろ」

すると、男の顔に動揺が走り、ついに観念(かんねん)して300件分の空き巣を白状したのでした。
珍事件簿
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