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トートバッグは、もともと氷を運ぶためのバッグ(Ice Carrie)だった?


丈夫で長持ち、そしてシンプルながらちょっとおしゃれな「トートバッグ」。
カンバス地で作られた、厚みのある実用的な手提げバッグです。
が実はこのトートバッグ、もともと氷を運ぶためのバッグ(Ice Carrie)だったことをご存じですか?
トートバッグは、もともと氷を運ぶためのバッグだった
「トート(tote)」とは、アメリカの俗語で「運ぶ(carry)」、「背負う」という意味。
トートバッグはその名の通り、ムダを削って持ち運ぶことに特化した機能性が、最大の特徴のバッグです。
さて、このトートバッグを生んだのは、アメリカ最東北部のメイン州に本社を置くアウトドアブランド(L.L.Bean)です。
1944年に、「Ice Carrie(氷を運ぶバッグ)」として売り出したのが最初です。
当時は電気冷蔵庫がなかったため、メイン州では、冬場に凍った湖から切り出されて貯水庫で保存された氷が、夏場に氷式冷蔵庫用の氷として売られていました。
トートバッグは、この氷を運ぶために生まれた道具なのです。
また、トートバッグの形が、一般的に角ばっているのは、当時の氷が四角く切り出されて売られていたためです。

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カテゴリ:[雑学]