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「増粘多糖類」とは? - 食べ物にとろみをつけて食感をよくする食品添加物

アイスクリームやジャムなどに入っている「増粘多糖類」というのは何なのでしょうか?
「増粘多糖類」とは?
増粘多糖類(ぞうねんたとうるい)とは、文字通り高い粘性をもつ水溶性の多糖類です。
食品にとろみや粘り気をつける効果があり、食感をよくしたり、お年寄りなどが食べやすいようにするために加えられます。
また、温度に左右されず、時間が経っても変化しないという特徴もあります。
増粘多糖類(ぞうねんたとうるい)の主なものには、カンキツ類やリンゴなどを原料とするペクチン、藻類(そうるい)から抽出したカラギーナン、マメ科の植物の実から抽出したグァーガム、ローカストビーンガム、タマリンドガム、微生物が生成するキサンタンガム、カードランなどがあります。
天然由来であれば安心?
さて、これらは天然由来のものですが、「天然だから安心・安全」なのでしょうか?
それが、そうとも言い切れません。
例えば、これらの中のひとつカラギーナンは、海草から抽出したものですが、動物実験では潰瘍(かいよう)やガン促進(そくしん)の疑いがもたれています。
グァーガムは、動物実験では腎臓の重さや血糖値が低くなり、グァーガムを含むダイエット薬を飲んで食道がふさがったという報告がいくつもあります。
食品を買う場合には、可能な限り増粘多糖類(ぞうねんたとうるい)の入っていないものを選ぶようにした方が賢明のようです。
参考にしたサイト
「増粘多糖類」って何? Q&A
https://jccu.coop/food-safety/qa/qa01_05.html
危険度チェック!食品添加物リスト「か行」・フコイダン(フコダイン)健康堂
https://www.fukoidan.cc/j-17.html
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カテゴリ:[雑学]