Super源さんの雑学事典

「茴香」とは?-フェンネルという名で親しまれるハーブのひとつ

茴香 フェンネル

茴香(ういきょう)とは、セリ科ウイキョウ属の多年草の、一般にはフェンネル(fennel)という名で親しまれる、ハーブのひとつです。

茴香は地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録があり、歴史上もっとも古い作物のひとつとされます。
栽培が容易なため、全世界に広がりました。
日本には、平安時代に中国から薬草として伝わりましたが、今では料理、リース、花束と幅広く使われています。
現在の主な生産地は、長野県、岩手県、富山県などです。

茴香は、草丈1~2mで、全体が枝別れしており、人参のような細かい葉が互生しているのが特徴で、独特の香りがあります。
葉は次第に分かれて糸状に細くなり、全草が鮮やかな黄緑色をしています。

茴香の若い葉と種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦みが特徴で、消化促進・消臭に効果があり、香辛料(スパイス)、ハーブとして、食用、薬用、化粧品用などに古くから使われています。

果実は、精油3~8%、脂肪油12~18%、ビタミンA、ビタミンCなどを含有(がんゆう)しています。
精油成分は、アネトール50~60%、フェンコン、ピネン、ジペンテンなどで、同じセリ科のイノンドと同様、健胃、腸内ガスの排出、去痰(じょたん)などの効用があるとされています。

茴香の花期は6~8月で、茎頂(けいちょう)に黄色の小花を多数つけて傘形に咲かせます。
そして秋になると、7ミリメートル程度の長楕円形をした、麦粒状(ばくりゅうじょう)の茶褐色(ちゃかっしょく)の果実をつけます。

7~9月にかけて、果実を採取して陰干しにしたものが生薬の茴香で、薬用とともに香味料(こうみりょう、=飲食物に少量加えて香味を添えるもの。香辛料)としても使われます。
芳香健胃作用があり、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃のもたれ、消化不良、食欲増進、痰切、膨満感などには、紅茶にウイキョウ数粒を入れて食間に飲んだり、そのままよく噛んで飲んでも良いとされます。
また、口臭を消す効果もあります。

また、この「茴香」という名前は、中国名の茴香(ホエイシャン)に由来します。
フェンネルの持つ甘い芳香が香気を回復する、という意味の『回香』から名づけられたようです。
「フェンネル」という名前は英語名です。

参考にしたサイト
フェンネルとういきょう-食の生活110番Q&A
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/jiten/371.html
ういきょう-食材
http://www.tsuji.ac.jp/hp/zai/dt/237.htm
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