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「ガチンコ勝負」の「ガチンコ」の語源は、相撲取り同士がぶつかる音から?

「真剣勝負!」
真剣勝負を意味する「ガチンコ」という言葉。
この言葉は、一体どこからきているのでしょうか?
「ガチンコ」の語源は、相撲取り同士がぶつかる音から
「ガチンコ」は、もともと相撲界(すもうかい)の隠語(いんご)で、語源は力士同士が激しくぶつかりあうときに、「ガチン!」という衝撃音がするところからきています。
この言葉は、相撲だけでなく、プロレスの世界でも使われていますが、その理由は、往年(おうねん)の名選手・力道山(りきどうざん、1924年 - 1963年)にあります。
1950年(昭和25年)に、元力士の力道山がプロレス界に転向した際、大相撲の習慣や伝統的なしきたりなどを、プロレス界に持ち込んだのです。
力道山

写真はこちらからお借りしました。
ガチンコと同じ意味で使われる他の言葉は?
ちなみに、ガチンコと同じ意味で使われる他の言葉に「セメント」があります。
語源は、セメントが「ガチガチ」に硬いことからきているとされていますが、定かではありません。
「やっちゃったニャーン」

写真はこちらからお借りしました。
他には、「シュート」「ピストル」というのもあります。
「シュート」は、アメリカで誕生したプロレスの隠語で、カーニバルの射的(しゃてき)にその由来があります。
「ピストル」は、全日本女子プロレス(2005年3月31日に解散)の創始者である松永高司(まつなが たかし)が提唱(ていしょう)したもので、女子プロレスで一般的に使われる言葉です。

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カテゴリ:[語源・由来]