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将棋の「歩」の裏にある「と」の正体は?

将棋では、王将と金将以外の駒(こま)は、敵陣に入ると裏返って「成り駒」となり、動きが変わります。
たとえば、歩兵(ふひょう)であれば、敵軍に入ると「と金」になり、金将と同じ動き方になります。
ところで、この成り駒の字は「崩(くずし)字」と呼ばれる書体で書かれていることが多いのですが、たとえば、歩兵の成り駒に書かれた「と」というのは、一体何のことなのでしょうか?
将棋の「歩」の裏にある「と」の正体は?

これには、諸説あります。
ひとつは、最初はきちんと「金」と書いていましたが、歩兵の数がやたら多いため、いちいち「金」と書くのが面倒になり、金の字を崩していった結果「と」になったという説です。
他には、金と同じ読みの「今」を当てたのですが、これが「と」に似ていたため、「と」と書かれるようになったという説もあります。

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カテゴリ:[雑学]