Super源さんの雑学事典

えっ? レモンの酸っぱさは、ビタミンCによるものではなかった?

レモン

レモンには、多くのビタミンCが含まれています。
そのため、レモンを舐(な)めたりかじったりしたときに感じる酸っぱさは、ビタミンCによるものだと思いがちです。

しかしながら、実は、これはビタミンCではなく、クエン酸によるものです。

レモンの酸っぱさは、ビタミンCによるものではなかった


確かに、レモンはなめると酸っぱいですが、実際のところ、レモンにはビタミンCは100g中45mgしか含まれていません。
この濃度だと、まったく酸っぱくは感じられないのです。

爽やか レモン イラスト

前述したように、この酸っぱさの本当の源はクエン酸です。
みかんやオレンジなどの柑橘類(かんきつるい)の果物は、このクエン酸を含んでいますが、レモンは特に4gと、その含有量(がんゆうりょう)が多いため、酸っぱく感じられるのです。

柑橘系の果物のクエン酸の含有量
レモン4g
グレープフルーツ4g
オレンジ2g
ゆず2g
みかん1g

上の表を見ると、グレープフルーツもまた、クエン酸を多く含んだ食べ物であることが分かります(グレープフルーツのビタミンC含有量は、レモンとほぼ同じ53mg)。

ちなみに、クエン酸のクエンを漢字で書くと「枸櫞」となりますが、これはレモンのことです。

参考にしたサイト
レモンなどの果物や、食酢、梅干しなどのクエン酸量を調べています... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q136911943
雑学 豆知識
   このエントリーをはてなブックマークに追加  
関連記事

* Category : 雑学

* Comment : (0)

コメント









管理者にだけ表示を許可する