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ロダン作の世界的名作「考える人」は、実は何も考えていない?

ロダン 考える人
考える人 ロダン

19世紀を代表するフランスの彫刻家・オーギュスト・ロダン(Francois-Auguste-Rene Rodin、1840年 - 1917年)の最も有名な作品といえば、「考える人(Le Penseur)」です。
が、このブロンズ像は、何かを考えている姿ではありません。

ロダン作の世界的名作「考える人」は、実は「観察する人」


この像はもともと、「地獄の門」という大作の一部で、その中で、「考える人」は地獄の入り口に落ちていく罪人たちを見下ろしているのだといいます。

地獄の門は高さ6メートル、幅3メートルの円形で、そこに罪人たちが落ちていく様子が描かれています。
この人物は、門の上に座り込み、罪を犯した人間たちの運命を観察していのです。

つまり、彫刻のこの人物は、「考えている」のではなく「見ている」のです。
ということは、「考える人」というよりは、「観察する人」の方が、この像を正しく表わしているといえるでしょう。

考え事をしている風の赤ちゃん
考え事をしている風の赤ちゃん

そもそも、この「考える人」というタイトルは、ロダン本人がつけたものではありません。
ロダンの死後、鋳造家(ちゅうぞうか)リュディエがつけたものです。

1888年に、この像が「地獄の門」から切り離され、デンマークのコペンハーゲンで初公開されたときのタイトルは、「詩人」でした。
が、次の発表時には、「詩人―考える人」になったといいます。
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