Super源さんの雑学事典

「ホットドッグ」の「ドッグ」とは、ダックスフントのことだった?

ホットドッグ
写真は、こちらからお借りしました。

長いソーセージをパンにはさんだ「ホットドッグ(Hot Dog)」。
誰もが一度は食べたことがある、ポピュラーなスナックです。

この「ホットドッグ」を日本語に直訳すると、「熱い犬」。
が、どこからどう見ても、犬には見えません。
そもそも、犬は食べ物ではありません。

一体全体、何故このような名前がついてしまったのでしょうか?

「ホットドッグ」の名づけ親は、スポーツ漫画家のT・A・ドルガン


「ホットドッグ」の起源は、1860年代のアメリカでドイツ移民が売っていた、フランクフルトをパンではさんだ食べ物です。
当初は、その細長い形から、レッドホット・ダックスフント・ソーセージ(red hot dachshund sausage)と呼ばれていました。

1903年、ニューヨークの野球場に試合を見に来ていたスポーツ漫画家T・A・ドルガンは、売り子が、

「熱々(Hot)のダックスフント・ソーセージはいかが!」

と叫ぶ姿を見てひらめき、マスタードを塗られたダックスフントが、ソーセージの代わりにパンに挟まれているユーモラスな漫画を描き、新聞に載せました。

その際、彼はダックスフントのスペルが分からなかったため、漫画のタイトルを「ホットドッグ(Hot Dog)」としました。

この漫画は当時のアメリカにセンセーションを巻き起こし、以後、「ホットドッグ」という名前が定着したといわれています。

残念なことに、ドルガンの描いた漫画は残っていないそうです。
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