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「一夜漬けは効果がない」といわれるのは何故?

「ゲッ! 明日は試験だ。よーし、これから勉強するぞ!」
と、試験直前になってから、慌(あわ)てて勉強し、
「一夜漬(いちやづ)けは身につかないよ」
といわれたことはないでしょうか?
実は、一夜漬けが効果がないというのは、科学的にも裏づけられている真実なのです。
「一夜漬けは効果がない」は科学的に裏づけが
学習直後に睡眠をとった場合、最初の2時間で覚えたことの半分くらいは忘れてしまいますが、それ以上忘れることはないといいます。
一方、学習した後、ずっと起きていた場合、最初の2時間で覚えたことの3割ほどを忘れてしまい、8時間経過した頃には、9割ほどを忘れてしまいます。
つまり、翌日、すなわち試験当日には、学習したことの約1割しか覚えていないのです。
これは、日常生活の中で蓄(たくわ)えられた記憶というものは、睡眠という作業を通して定着(ていちゃく)する仕組みになっているためで、「一夜漬け」では、記憶を定着する時間がないので、すぐに忘れてしまうのです。

「うわーっ! きのう覚えたはずなのに、思い出せないよ!」
勉強したことを、しっかりと脳に記憶させるためには、一夜漬けをせず、覚えた直後にしっかりと睡眠をとった方が良いのです。
なお、試験で良い点をとるためには、テキストを読んでノートをとるといった「インプット型」の学習方法よりも、覚えたことを文字通り外に出していく「アウトプット型」の学習方法の方が効率的です。
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