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えっ? ジョギングの創始者・ジェームス・フィックスは、ジョギング中に死んだ?

何の道具も使わず、お金もかからないジョギング。
ジョギングは、とかく運動不足になりがちな現代人の手軽なスポーツとして、広く行なわれています。
ジョギングを日課としている方も多いです。
東京であれば、皇居外苑は深夜を除いて多くのランナーが走っていることでも知られています。
ここは、1周約5kmという、初心者でも挑戦しやすい短めのコースでありながら、東京タワー、丸ビル、東京国立近代美術館、英国大使館、半蔵門などを臨(のぞ)みながらジョギングが楽しめるスポットなのです。
ジョギングの創始者・ジェームス・フィックスは、ジョギング中に死んだ
さて、「ジョギングの創始者」といわれるアメリカのジェームス・フィックス(James F. Fixx、1932年 - 1984年)は、ジョギングを16年間続け、30代で100キロ近かった体重を60キロ台にまで減量することに成功しました。
が、52歳のときに、ジョギング中に心筋梗塞(しんきんこうそく)を起こして急死してしまいます。
1984年7月20日、バーモント州の国道15号線脇での出来事でした。
彼の死は、各界に衝撃を与え、ジョギングブームは一気に衰退(すいたい)します。
そして、ジョギングは、体に良い面ばかりでなく、体調いかんによっては、心臓に負担をかけ、危険な場合があるということが分かったのです。
それ以降、心臓への負担が少なく、より安全で高齢者でも実践できるという点で、ウォーキングがジョギングに代わってブームとなっていきます。
ともあれ、ジョギングを広めた”教祖(きょうそ)”が、こともあろうにそのジョギング中に亡くなったという笑えない話は、当時、大きなニュースとなりました。
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カテゴリ:[雑学]