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国産第一号の蛍光灯が設置されたのは、法隆寺だった?

法隆寺

蛍光灯の本格的な製造と家庭への普及が始まったのは、1940年頃のことです。
それまでは、白熱灯や電球が、”明かり”を発するものの代名詞でした。

そんな白熱灯などが主流だった当時の1937年(昭和12年)に、法隆寺の改修工事の話が持ち上がりました。
そして、改修に当たって、法隆寺にある金堂(こんどう、=本尊を安置するために造られた堂)の壁画(へきが)などの保存のために、模写(もしゃ)をする必要が出てきました。
が、金堂の内部は昼間でもかなり暗く、当時の白熱電球などを使って照らしても、色合いなどが本物と変わってしまい、どうにもうまくいきませんでした。

法隆寺 金堂
法隆寺 金堂
写真は、こちらからお借りしました。

くわえて、白熱電球ではが強すぎて、貴重な原画を痛めてしまう可能性もありました。
そのため、これに代わる照明器具が必要となってきたのです。

この話を聞きつけた東芝電気が、熱がなく明るい照明として、当時ほぼ完成の域に達していた、蛍光灯の試作品を貸し出しました。
そしてこれが、日本で初めて蛍光灯が使われた記念すべき日となりました。
この試作品はかなり良い感じだったようで、壁画の模写が完成するまで使われ続けたということです。

ちなみに、蛍光灯を発明したのは、東芝電気ではなく、アメリカGE社のジョージ・インマン博士です。
ジョージ・インマン博士は、当時としては画期的な発明をした人物で、その後1941年(昭16年)には、蛍光灯の特許を取得しています。

参考にしたサイト
日本初の蛍光ランプ:東芝未来科学館
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/learn/history/ichigoki/1940fluorescent/index_j.htm
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2016-10-28 * [ 編集 ]