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電子レンジのドアに貼られた網の役割は何?


電子レンジは、1947年にはじめて製品化されましたが、それ以後、瞬く間に世界中に広がり、忙しい私たちの食生活を助けてくれる便利グッズとなりました。
電子レンジは、現在でも毎年のように新製品が発売され、デザインも洗練されてきていますが、ただ一点、昔と変わっていない不便なところがあります。
それは、ドアの窓に網(あみ)が貼ってあり、中が見づらいという点です。
この網は、一体何のために貼られているのでしょうか?
実はこの網は、電子レンジで使用しているマイクロ波が、外に漏れるのを防ぐために貼られています。
ドアを透明にすると、マイクロ波が外に漏れ出し、人体に悪影響を及ぼす危険性があります。
そのため、マイクロ波の波長よりも小さな穴をあけた鉄の板を、ドアの窓に貼っているのです。
かつては、ドアの内側には穴のあいていない鉄板が貼られており、中の様子はまったく見えなかったといいます。
少し見えるだけでも、ありがたいと思うべきなのでしょう。

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カテゴリ:[雑学]