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テレビCMが株価を動かしたことがある? - 大橋巨泉の「はっぱふみふみ」で株価が2倍に!


CMやCFが評判になって商品がヒットする例は、それほど珍しくありません。
カップラーメンや薬など、多少の違いはあれど、どれも基本的に同じですので、売れるか売れないかはコマーシャル次第という、極端な商品もないわけではありません。
しかしながら、コマーシャルのお蔭で株価が2倍になったというのは、あまり例がありません。
大橋巨泉のテレビCM「はっぱふみふみ」で株価が2倍に!
「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」というのが、そのコマーシャルです。
ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、これは万年筆のコマーシャルです。
このテレビCMは、数十年前、当時非常に人気のあった大橋巨泉(おおはし きょせん)というタレントが、万年筆を手にして詠(よ)んだ迷歌(?)-俳句のようなフレーズ-で、このCMが流れたとたんに、全国から「どんな意味か」と問い合わせが殺到(さっとう)したといいます。


写真は、こちらからお借りしました。
もっともこのCM、広告業界では「ポップアート」といわれる即興(そっきょう)的なもので、特に意味のあるものではなく、どう解釈しても良いというものでした。
とはいえ、このCMが流れ始めてから、この万年筆は、入学シーズンとも重なって全国で品切れが続出、ついには当時61円の株価が、CM開始後3ヶ月目に123円と、なんと、倍以上に跳ね上がりました。
数ある広告の中で、これほど販売結果に影響を与えた例は珍しいといわれています。

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