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生命誕生の鍵は「重力」だった? - スペースシャトル「ディスカバリー号」の実験で、生命の誕生には重力が必要なことが判明

ニュートンが発見した万有引力。
今日、人類の科学は、その引力と重力を征服(せいふく)して宇宙へ飛び出せるまでに進歩しました。
そのためか、私たちはときとして、人間の知恵と力が地球や宇宙の力に抗(あらが)えるかのような錯覚を起こしてしまうようです。
スペースシャトル「ディスカバリー号」の実験で、生命の誕生には重力が必要であることが判明
そんな錯覚から目を覚まさせてくれるような話があります。
以前アメリカのスペースシャトル「ディスカバリー号」で行なわれた実験です。
この実験で、生命の誕生には重力が必要であることが判明したのです。
この実験は、2種類のニワトリの卵を使って行なわれました。
シャトル打ち上げの2日前に受精した卵と、9日前に受精した卵です。
これらの卵を、シャトルに乗せて宇宙に打ち上げ、無重力状態が細胞分裂にどんな影響を与えるのかを調べたのです。
その結果、9日前に受精した卵はすべて無事にヒナが誕生したのに対して、2日前に受精した卵は全滅してしまいました。
ということは、無重力の状態で新しい生命が育(はぐく)まれることはない、ということになります。

私たちの生命の誕生は、既に宇宙の法則によって左右されています。
やはり、自然や宇宙はあまりにも偉大。
科学はそれに抗うことなく、順応(じゅんのう)し、利用する方向で発展していくべきなのでしょう。

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カテゴリ:[雑学]