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朝型人間と夜型人間は、体の仕組みが違う?

午前中は頭も体も、ブレーキがかかっているかのようにいまいち調子が出ず、夕方になると絶好調になるという方がいます。
それとは反対に、午前中は頭もくるくる回転して絶好調なのに、夕方になると調子が落ちるという方もいます。
前者は、夜更かしをしがちで、朝早く起きるのが大の苦手。
後者は、比較的夜早く寝て、朝は早く起きています。
が、同じ人でも、学生のときは夜型だったのに、会社勤めになったら朝型になったということもあります。
このように書くと、思い当たる方もいらっしゃることでしょう。
つまるところ、人間というのは、生活習慣によってどちらにも対応しているようです。
それでは、体のどのような仕組みが変化して、朝型や夜型になるのでしょうか?
これには、体温が関係しています。
体温は、昼間活動しているときは上がり続け、眠りにつく時間前に最高になります。
体温が下降に向かうと眠くなり、睡眠中はなおも下がり続けます。
そして、目覚める数時間前に最低になり、また上昇に向かいます。
朝型の人と夜型の人とでは、体温が最高になる時間がズレています。
夜型の人は、朝型の人よりも数時間遅れてピークを迎えるため、生活のリズムがその分だけ遅れることになります。
しかしながら、このリズムは確定したものではなく、本人の努力次第でどのようにもずらせるものです。
よって、
「私は夜型だから、午前中は仕事がのらなくて…」
などというのは、本当はいいわけにもならないのです。

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