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フランスパンはフランスでは何と呼ばれている? - フランスパンの種類と特徴も紹介

バゲット
フランスパン バゲット

フランスパンは、発送地である本場フランスでは、一体何と呼ばれているのでしょうか?
また、何種類くらいあるのでしょうか?
この記事では、フランスパンの種類と特徴もご紹介します。

フランスパンとは?


フランスパンは、フランスのパリ発祥のパンの総称で、日本では「バゲット」や「バタール」がよく知られています。
フランスパンは、本国フランスでは 「pain traditionnel(パン・トラディスィヨネル)と呼ばれており、多くの種類があります。

小麦粉、イースト、塩、水のみを原料とし、バターなどは使わないで焼いたフランス発祥のパンの日本における総称が、フランスパンです。
フランスにおいて、ある一種類のパンを指すものではありません。

一見、同じように見えるフランスパンにも、個々の特徴があり、それぞれ違う名前がついてます。

以下に、それらの名前と特徴を簡潔に記します。

フランスパンの種類と特徴


◇主なフランスパン

パリジャン


棒状の代表的なフランスパン。
長さは約50~70cm。重量500g前後。
表面に5~6本のクープをつけたものが多い。
パリジャンとは「パリっ子」の意味。

バゲット


長さ約70~80cm。重量300~400g前後のステッキパン。
フランスパンのうちでは、細長い部類に属す。
パリパリした表皮が多く、塩味であることが特徴。
バゲットとは「杖(つえ)」の意味。

バタール


棒状フランスパンのうちで、太さがパリジャンとバゲットの中間。
長さは約40~50cm。重さは300g程度。
パリジャンとバゲットの中間的な格好を意味している。
バタールとは「合いのこ」の意味。

◇その他のフランスパン◇

ドュ・リーブル


1kgの意味。焼上重量で約680g位。長さは55cm程度。
棒状フランスパンの中では、長さより太さ・大きさを特徴としている。

フルート


笛のフルートのように、細長い棒状フランスパン。
重量は200gから250gだが、長さは約50~60cm。

フィセル


長さ約30cm、重量は約120~150g。
フィセルとは「ひも」の意味。

ブール


重量約280g。
ボール状の小および中型フランスパン。
表面にクロスした数本のクープをつけたものが多い。
ブールとは「ボール」の意味。

シャンピニオン


約50g位の西洋キノコの形をした小型フランスパン。

フォンデュ


お尻の割れ目のような形をしたパン。
大きいサイズのものと小型のものがある。
フォンデュとはTwin(ふたご)の意味。

タバチュール


フタをかぶせたような格好をしているフランスパン。
これも大型と小型がある。
タバチュールとは「たばこ入れ」の意味。

フランスパンのカロリーは?


ちなみに、フランスパンのカロリーは、100g当たり290カロリーくらいです。
製造過程でバターなどの油脂を使わないため、ほんの少しですが、食パンよりカロリーが低いです。

他方、バターを多く使ったクロワッサン等は、カロリーが高くなります。

なお、「パン」 はフランス語やポルトガル語で「PAIN」と表記しますが、この語源はラテン語の 「PAINS」 に由来します。

フランスパンの不思議日々何気なく「フランスパン下さい」と言っ... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1282244682;_ylt=A2RiEWTTSXdWuzQAnAI..vN7?pos=1&ccode=ofv
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