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鳥は、何故電線や枝にとまったまま、眠ることができる?

鳥の中には、木の枝や電線に止まったままで眠れるものもいれば、ツルのように一本足で立ったまま眠るものもいます。
それにしても、鳥はとても細い足をしています。
あんなに細い足で、大きな体を支えるという、不安定なかっこうをした鳥が、何故立ったまま眠ることができるのでしょうか?
木の枝にとまる鳥

鳥の足指は、木の枝を握っているのが普通であるような構造になっている
その謎をとくカギは、鳥の足指の腱(けん)の構造にあります。
この腱は、足の上の方の筋肉とつながっています。
そして、引っ張られると、足指が自動的にグッと曲げられて、しっかりと木の枝や電線をつかめる仕組みになっているのです。
彼らがリラックスしてしゃがみ込むと、自身の体重で足指の腱が引っ張られ、指がぐっと曲げられ、枝を握りこみます。
なので、そのまま眠ってしまっても、ますますきつく、しっかりと枝が握り込まれるだけで、問題ないのです。
「ボクのツメを君にあげようか? そうしたら君は、電線にぶら下がって眠れるようになるよ」「そんなことより、眠らせてくれニャー」

写真はこちらからお借りしました。
換言(かんげん)すれば、鳥の足指は、生きている限り、木の枝を握っているのが普通であるような構造になっているということなのです。
参考にしたサイト
鳥は木の枝の上で寝ていても落ちないのでしょうか??? - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149748319

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