Super源さんの雑学事典

世界一広い地下空間は、ボルネオ島の「サラワクチャンバー」だった?

サワクラチャンバー
写真はこちらからお借りしました。

世界一広い地下空間は、ボルネオ島にある「サラワクチャンバー」だということをご存じですか?

世界一広い地下空間は、ボルネオ島の「サラワクチャンバー」だった


地下の洞窟(どうくつ)には、ときとして広大な空間をもつところがあります。

日本では、山口県の中西部秋芳町(しゅうほうちょう)にある秋芳洞(あきよしどう)の中に80m×175m×35mほどの大空間がありますが、世界最大の地下空間とされるのは、ボルネオ島のマレーシア領内サラワク州グヌン・ムル国立公園にある「サラワクチャンバー(Sarawak Chamber)」です。

Sarawak Chamber
写真は、こちらからお借りしました。

Sarawak Chamber3
写真は、こちらからお借りしました。

サラワクチャンバーの長さは、700m×幅400m×高さ80mといわれており、このサイズは、それまで最大の地下空洞と考えられていた、アメリカのニューメキシコ州にあるカールズバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park)の3倍の大きさとなります。

その巨大さは、強力なランプの光量でも反対側の壁を照らすことができないほどで、ジャンボジェットであれば40機も入ってしまうという、想像を超えた広さです。

ちなみに、東京ドームの大きさは高さ約60m×幅約240mなので、サラワクチャンバーの中に、余裕で収まってしまいます。

Sarawak Chamber2.
写真は、こちらからお借りしました。

サラワクチャンバーは Good Luck Cave(グッドラック・ケイブ)と呼ばれる洞窟の中にあり、洞窟内には水が流れているところもあるため、途中で泳いだり水路を横断したりする必要があります。

また、洞窟の入り口までは国立公園の本部から徒歩で3~4時間歩く必要があり、夜間行動ができないため、キャンプを行ないながらの行程となります。

なお、このサラワクチャンバーは、1981年1月にアンディ・イービス、デイブ・チェックレイ、トニー・ホワイトの3人のベテラン探検家によって発見されましたが、発見の物語は、ドナルド・ジャクソンの書いた「Underground Worlds(アンダーグラウンド ワールド)」という本で紹介されています。

参考にしたサイト
【おお勇者よ!】RPG気分が味わえる世界の城・遺跡・洞窟
http://matome.naver.jp/odai/2134088421831999501/2134718190589476303
   このエントリーをはてなブックマークに追加  
関連記事

* Category : 雑学

* Comment : (0)

コメント









管理者にだけ表示を許可する