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「資本主義」とは? - 資本家が労働者から労働力を買い、商品を生産して利潤を得る経済体制


「資本主義」とは、一体どのようなものなのでしょうか?
「資本主義」とは?
まず、資本とは、事業を行なうために必要なもとで、もときん、または、商品の生産に必要な原料・機械・設備などのことです。
資本主義とは、生産手段をもつ資本家が、労働者から商品として労働力を買い、その労賃(ろうちん)を上回る価値をもつ商品を生産することによって利潤(りじゅん)を得る、経済体制のことです。
資本の自己増殖を目指し、資本の蓄積(ちくせき)を最上位に置く社会システム(蓄積体制)、それが資本主義です。
資本主義においては、ほとんどすべての商取引が、国営ではなく、民間の企業によって行なわれます。
そして、この対極(たいきょく)にあるのが共産主義です。
共産主義においては、国営の企業が、食べ物、商品のすべての生産を管理し、そこには民間の企業は存在しません。
資本家が利益を得るための富(個人の私有財産や企業の在庫など)という概念(がいねん)を否定するのが共産主義なのです。

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カテゴリ:[雑学]