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三角定規には何故穴があいている? - 摩擦を小さくして滑りやすくするため

三角定規には、何故穴があいているのでしょうか?
今日は、この話を書いてみたいと思います。
三角定規に穴があいている理由
三角定規に丸い穴があいているのは、デザインのためではありません。
この穴は、移動するときの摩擦を小さくして、滑りやすくするためにあけられています。
また、紙や机にぴったりと張りついてしまうと、取りにくくなるため、指をかけられるようにする目的もあります。
くわえて、プラスチックは季節の温度変化により、伸びたり縮んだりする性質があります。
変形してしまうと、目盛りが狂って、使い物にならなくなります。
穴をあけることで、この狂いをおさえることができます。
それでは、何故この穴は四角ではなく、丸なのでしょうか?
その理由は、四角い穴にすると、角の部分により多くの負担がかかり、ひび割れする可能性が高くなるためです。
そこで、どの部分にも均一に負荷のかかる丸い穴となっているのです。

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カテゴリ:[雑学]