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「美女に惚れさせるなら、拳闘をみせよ」の真意は?


ローマの格言に、「美女に惚(ほ)れさせるなら、拳闘(けんとう)をみせよ」というのがあります。
ボクシングを見た女性は、ひじょうに惚れっぽくなるというわけですが、この格言は、心理学の実験によって、本当であることが証明されています。
有名な”吊り橋の実験”が、この格言が本当であることを証明
ダットンとアロンという心理学者が行なった、有名な”吊(つ)り橋の実験”といわれるものがそれです。

被験者は男性で、高い吊り橋をわたってもらいます。
すると、橋の途中で前方から美人がやってきて(もちろんサクラ)、研究に協力してほしいとか何とかいって、男性に簡単な質問をします。
そうしたら、「この研究に関心があるなら、後日、電話してください」と、電話番号を書いたメモを渡すのです。
実験は、橋を渡る前の男性についても同様に行なわれましたが、結果は、橋を渡る途中で美人から声をかけられた男性のほうに、後日電話をかけてきた人が多いことが判明しました。
つまり、前者の男性のほうがその女性に魅力を感じたのです。
この結果から、人間は恐怖感が高まると惚れっぽくなるといえそうですが、厳密には違います。
つまり、本当は怖くて興奮しているのに、美人を見て興奮したと勘違いしているだけなのです。
いずれにしても、恐怖感が高まっているときに惚れっぽくなるのは事実です。
どうりで、遊園地のジェットコースターにカップルが乗りたがるわけです。

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