「
アルコール」は、アラビア語の「アル・コール = al-kuhl」から来た言葉です。
「アル=al」はアラビア語の定冠詞で、英語でいうと「ザ=the」に当たります。
そして、「コール=kuhl」というのは、アラビアの女性たちが、まぶたやまゆ毛を黒く塗るための粉のことです。
この粉は、孔雀石(くじゃくせき)をすりつぶした青色のもので、
ハエによる眼病の伝染を防ぐといった目的で使われました。
孔雀石

写真は、
こちらからお借りしました。
つまり、「アルコール」というのは、現在でいうところの「アイシャドウ」のことなのです。
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